北の木工機械屋さん

北海道から世界を駆けるコーエキ社長のブログ  仕事のことからプライベートまで何でも記録しよう!

カテゴリ: 仕事のこと

社内のIT化パート②です!

前回のブログでは、IT化を進めるきっかけと経緯をお話ししました。
要は、昔のやり方をぶっ壊し、効率化を図る!ことがやりたかった。

◇会計を理解し変えていく
弊社には会計の担当の事務員さんがいるので、今まで任せっきりにしていました。私自身理解していない部分もありましたが、問題が起きたことは皆無でした。問題ないなら何も変えない、当然のことですよね。

しかしある日、会計事務所の方と話をしていて、弊社の簿記会計の仕組みなんかを話していたら、「これくらいの規模の会社でまだそんな古いやり方やっているんですか⁈」と驚かれました。それくらい旧態依然の古い仕組みを使っていました。弊社はまだ30年ほどの業歴ですが、前身の会社の会計の仕組みをそのまま取り入れて変えていないかったので、昭和もかなり古いやり方が色濃く残っていました。

とにかく紙の書類が多かった。仕訳伝票、日計表、支払決裁書、各種請求書・・・

やるんだったら紙は全部なくしてしまおう!

経理担当者と一つ一つ見直しました。
なぜこの書類があるのか?本当に必要なのか?紙以外の他の方法に変えれないか?
結局ほとんどのものが、”昔からやっているから、今もやっている”というものが多かった。

◇以前使っていた会計ソフト
以前使っていた会計ソフトは、”弥生会計”でした。当時これを導入した経緯はあまり覚えていませんが、比較的安価で使いやすかったくらいの理由で購入したと思います。会計ソフトの機能としては必要十分です。不満はありませんでした。

ただ弊社の使い方は、仕訳伝票を手書きで書いていて、会計ソフトにそれを打ち込むだけ。つまり会計ソフトは、きれいに清書するだけのもの、でした。
それに大事だったのは、手書きの仕訳伝票には、経理担当者と私のハンコが必要でそれが”承認”を意味していました。

◇新しい会計ソフト
紙の伝票を省いて、社長の承認もできるソフトを探しました。このソフトの選択に時間はかかりませんでした。会計事務所が提案してきた”ソリマチのMA1”。いわゆるクラウド型の会計ソフトです。会計事務所とクラウドでつながることができる、社内でも経理と社長が別々のPCでつながる。

まずは仕訳伝票を手書きするのをやめて、直接PCに伝票を起票することにしました。これで仕訳伝票の大量の束がまるまるなくなった。
次に社長の”承認”をどうするか。ソリマチのソフトに承認機能というのが付いていて、社長だけがチェックできる機能が付いています。一度チェックを入れると他の人は修正することができません。

クラウド型のいいところは、どこにいても見ることができること。出張先でも自宅でもどこにいても作業ができる。承認できる。それから、ハンコを押す作業は”めくら判”になることが多いですが、ソフト上だと内容をちゃんと確認して承認する感じになる。メリットしかありません!

長々と書いてきましたが・・・
結論から言うと、会計に関する紙の書類はほぼなくなりました!

残ったのは、外から郵便でやってくる請求書だけですね。これもテレワークの影響で、大きな会社は請求書はメール添付されてくるようになりました。確かに紙で出力して郵便で送る手間暇はもったいない。全部メールでやり取りできればいいと思います。

コロナ禍で社内のIT化を進めました。
弊社のような地方の小企業の参考になればと思い少し書いてみます。

まず、どうしてIT化を考えるようになったか。

昨年3月に緊急事態宣言が出され、”テレワーク”するよう企業は求められました。外国ではロックダウンされ外出が禁止。「もし外国のようにロックダウンされたら、仕事ができずに会社は潰れてしまう」真剣に思いました。「今後、形を変えてコロナのような感染症や未曾有の災害が起きた時、会社はどうなるのだろう」不安がよぎりました。

弊社の仕事はお客さまの工場で営業や修理をすることが主ですが、社内で伝票を起票したり見積りを作ったりと社内の仕事もあります。
テレワークすることは絶対に不可能、というのが弊社の状況でした。

私自身も出張が多く会社の中にいないことが多い。一方で社内にいて書類に目を通したり、ハンコを押す仕事が多かったので、一定時間会社にいて事務作業をする時間が必要でした。

しかしコロナ禍で出張が激減し、社内にいる時間も増えたので、会社の無駄をなくし効率化を図ることを考える時間ができました。これがよかった。「なんでこの書類を作る必要があるのか」「この仕事を効率化する方法は他にないのか」今までやってきたことを全て否定することから始まりました

IT化を進める上での社内の問題点
伝票、決裁書など紙の書類が多すぎる
承認のためにハンコの数が半端ない

◇「紙をなくす」ことを考える
とにかく紙の書類が多い会社でした。会計は、前身の会社の”古い昭和な”簿記会計の仕組みをそのまま使っていました。販売も、各営業マンが仕入と売りの紙の伝票を手書きで起票していました。会計も販売もソフトを導入していましたが、それは紙で起票したものをPCで清書するための道具でした。
紙で書いて、さらにパソコンに打ち込む、二度手間でした。

◇系統分けをしそれぞれのやり方を考える
会社の業務を三つに分けました。
①会計
②販売
③社員業務

①”会計”は、いわゆる簿記会計。弊社では経理担当が一人担当しています。
②”販売”は、営業マンの売上と仕入の計上。サポートする形で経理担当一人。
③”社員業務”は、日報、旅費精算、経費精算、など社員の日々の事務業務。

まずは、①の会計。
でもブログちょっと長くなってきたので、次回へ・・・

今年は多くの会社が早めに仕事納めしていますが、コーエキは今日までです。お客様の機械の修理は待ったなし!うちのスタッフは今日も修理に出動です。

会社では、社内の大掃除、屋根の雪下ろし。昨日に引き続き、今日もこの二人が頑張ってくれました。

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今日も、作業を始めるとなぜか吹雪き始めます。。。
「社長が上に上がると吹雪くんじゃない⁈」二人に冷たく言い放たれました…

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会社の屋根に上がると実は景色がいい。
でも雪の多さに絶句します。
三人でひたすら雪庇を落とします。


今年は、”コロナコロナ”と言い続けた年でした。
弊社の社員は、おかげさまでみな無事でした。
社員の身内には医療従事者も多いですがみな無事です。
協力業者さんも無事だったようです。

仕事にも少なからず影響は出ていますが、まずはみなの健康が第一。

今年一年スタッフみんな本当にお疲れ様でした!!!

子供が唐突に、「小学校の校歌歌える?」と聞いてきました。一瞬戸惑いましたが、出だしが歌えれば全部歌えました。何年振り?それこそ30年以上歌っていない、別に好きなわけでもなかったですが、歌えるんですね。ちなみに嫁も歌えてた。みなさん校歌覚えていますか⁇

コーエキチャンネル少しずつアップしていますので、たまにのぞいてください。

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チャンネル登録もお願いします!登録者数増えるとうれしいです…

まだまだ編集も慣れず、簡単な動画しか作れませんが少しずつ勉強していきたいと思います。

お客さまにはご協力いただきありがとうございます!みなさん心良く撮影させてくださり、本当に助かります!

最近の子供の将来の夢ランキングの上位を占めるのは、“ユーチューバー”。私の世代では、プロ野球選手が多かったですね。

ちなみにうちの娘の小学校では、ラーメン屋がなぜか上位に。理由をよくよく聞いてみると、旭川のラーメン有名店の息子が同学年にいるらしい。ちなみにうちの娘の夢は、カラスでした… 子供って不思議。

話をYouTubeに戻しまして、コーエキも“コーエキチャンネル”作りましたよ。

まずは動画をひとつ載せてみました。これから少しずつアップしていきます。暇な時にのぞいてみてください。

チャンネル登録もお願いします‼︎

現在登録者数は2人… 私と嫁です… 
よろしくお願いします!

今週はNCメーカーのWeb講座ウェビナーを受講しました。本当は4月にメーカーの研修施設で実地研修の予定でしたが、コロナの影響で延期になり、さらに目処も立たないと言うことで試験的にオンラインでの研修になりました。

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他の人と一緒に講習を受けるメリットと一人で受講するメリットが、場面によって変わってきます。プログラムを作成している時は、一人の方が集中できる。Web上だと質問もしやすいですね。ただ、周りに誰もいないので、一度集中が切れると戻りづらい…

NCメーカーの研修なので実機を使った実習を楽しみにしていましたが、Web画面上なのでもちろんそれはできず。インストラクターが操作するのを黙って見るだけ。これは残念でした。

ウェビナーのメリットデメリットはありましたが、NCに対する理解度は深まった気がします。

実地研修が再開するのを心待ちにしています。

「ウェビナーを受講しました…」
⁈ ウェビナーって何⁇ という方も多いのでは。
ウェビナー=ウェブ+セミナーのことだそう。
コロナ時代には多くの新語、造語が生まれてるのも特徴的ですね。

こんな感じ↓ 私はiPadを使いました。
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私が受講したのは、ロボットのメーカーさんが主催するロボットの基礎的なセミナーでした。

コロナの影響で講演会やセミナーが中止になっている昨今、ウェブ上で配信されることがますます増えていくでしょうね。

会場にいて参加者がたくさんいて、その熱い雰囲気の中で講演者の生の息遣いを感じて…というのがやはり講演の醍醐味なのでしょうが、ウェブで一人で聞いているとなんだか集中できないですね。

講義の最後には、質疑応答もありました。受講者はチャットのように書き込んでそれに答えてくれます。大会場で質問するのってなかなか難しいですよね。その点ウェビナーは気軽でいいと思いました。

今後も面白いものがあれば受講したいと思います。

ご協力ください!

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弊社にお越しの際には、マスクの着用、事務所に入る前にアルコールで手指消毒をお願いします。

先般緊急事態宣言の延長が発表されました。子供たちの休校による影響、企業の経済活動への負担が日に日に大きくなっています。

一刻も早い収束に向けて弊社でも最低限できることをします。ご協力ください。

北海道は『緊急事態宣言』が出てから2回目の週末を迎えています。感染者の数は毎日増えています。人の動きも物の動きも停滞し明らかに経済活動が低迷しています。

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本日弊社は毎月第一土曜日の通常営業でしたが、急遽変更し午前中だけ営業、午後は自宅待機にしました。来週月曜日からはもちろん平常営業ですのでご心配なく。

あけましておめでとうございます。

今年の仕事始めは、VKバーカーのメンテナンスからスタートしました。
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フィンランドからサービスの技術者も来日。

どこの機械屋も長期休暇に仕事が入るのは当たり前。生産工場を持つお客様だって休みはありません。働き方改革を唱えつつ、努力はしていますが、まだまだそうならない現実が中小企業にはあります…

2020年は東京オリンピックがありますね。どんな感動的なドラマが待っているかと思うと今からワクワクしてきます。と同時に、オリンピック前後からの景気減速を予測するニュースや記事をよく見かけます。特にここ地方では、昨年の後半からその予兆が起き始めていると感じます。

生産工場では人手不足も相まって、効率化や省人化がますます進むと予想されます。設備投資というと一歩下がってしまう会社も多いですが、AIやIOT、自動化が急速に普及を始めています。他の業界に比べると、木材業界は自動化の波が来るのが遅く感じますが、間違いなくその技術革新はやってきています。機械装置などのハードの面とネットワークやソフトウェアを活用したソフト的な面が同時に加速度的に進んでいくと思われます。

2020年、弊社もこの技術革新の波に乗り遅れないよう、その最先端を引っ張っていけるよう学習・研究していきたいと思います。お客様のご要望やご相談があれば、非常にありがたいです!ちょっとしたご質問でもいいのでお聞かせください。

本年もコーエキをよろしくお願いいたします。

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それでは、しじみラーメン食べてから北海道に帰ります。

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