熊本に出張していました。

熊本地震があった同日の午前中、お客様の工場にお邪魔していました。私はお昼には熊本を離れていたので大丈夫でした。お客様の工場も幸い震源地から少し離れていました。

まさか熊本で・・・ 
自然災害の多い日本では、どこにいても被災する可能性を秘めていますね。

その日の夜はもう広島にいましたが、速報ニュースを見てただ被害の大きさに驚きました。この地震で亡くなられた方々に深く深く哀悼の意を表します。被災された方々にはただただ早い復旧を願うだけです。

さて・・・
熊本のお客様には年末年始に、2台のチッパー機を納入していました。現在チッパー機は順調に稼動しています。

DSC02150
フィンランドのヘイノラ社のドラムチッパー
『HEINOLA 75RSE』モデルです。

大型の投入口が特徴: 幅570mm 高さ250mmあります。

DSC02151
2台のチッパー機のうち、1台はプレーナー加工工場に導入されました。
全長100mを優に超える大型工場。

このチッパー機へと端材を運ぶベルトコンベアもおよそ100mの長さがあります。長い!

DSC02155
チッパー機という機械は、工場の機械の中では主役にはなれません。工場のラインの末端でとにかく地味に仕事を淡々とこなすことが任務です。

パワフルな仕事を要求される一方、万が一故障すると工場が全部止まってしまいます。そんなプレッシャーの中、頑丈な機械構造とシンプルな作りが魅力の機械でもあります。

DSC02161
続いてもう1台は、新設の製材ラインに座っています。
ここでも工場の末端で、バリバリとひたすらチップを作り続けています。

DSC02174
今回のチッパー機には新しく改良された安全装置が取り付けられていて、異物混入時には刃物ローターを守ってくれるシステムも装備されているんです。

これから長い間大事に使って頂けるようメンテナンスを行いました(モデルは、当社の営業部長)。

DSC02189
機械メンテの基本はきちっと油を与えること。
グリースアップ、油差しは最低限のメンテナンス。
でも一番重要です。

新しい工場で永く使って頂きたいと思います。
ありがとうございました!