紋別市で行われた先進林業機械の講演会および現地デモンストレーションに参加しました。実際の伐採現場で最先端の林業機械の実演を見てきました。現場で紹介されたハーベスタとフォワーダは共にフィンランドから輸入された機械です。

従来の国産林業機械に比べて、走行性が抜群に良くパワフルで(エンジンはベンツ!)、生産性や作業効率が非常に高い!日本の森林は傾斜がきついから外国の林業機械は使えないという既成概念を完全に覆すかのように、スイスイと斜面を駆け上がっていきます。
オペレーターさんが運転するコクピット内も非常に快適で、テレビゲームを操作するかのように両手でジョイスティックを操り、正面のPCで計器や機械の状況を確認できます。伐倒データが逐一PC上に表示され、今後は伐出指示なども行うことができるそうです。林業機械もIT化の時代ですね。
今日は関係業者200名余りが集まっていました。国産材利用に対する林業界の関心の高さが窺えます。今回の機械はフィンランド製ですが、木材業界の先端を常に走り世界の潮流を作るのはやはり北欧の思想であり技術だと感じました。


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