”微笑みの国”タイに行ってきました。
バンコクに降り立った日の前日(10月13日)が前国王の一周忌。
週末というのもあってか黒い喪服を着た人々が町の至る所にいました。
そして、前国王の遺影がお店や会社の前に置かれ、黙って手を合わせる光景を目の当たりにしました。前国王は国民から愛されていたと聞きますよね。現地にくると実感します。
さて、弊社はアジアのビジネスがほとんどないのですが、今回はアジアに強いお客様に同行させて頂きました。
化粧箱の製造工場を訪問。
高級時計や高級酒、宝飾品などの箱を製造しています。
工場内は思った以上に機械化が進んでいました。
ただ、工場の方の話を聞くと、「もっと機械化しないと、人件費は上がるし、中国に負けてしまう」
「仕上げ工程がなかなか機械できない。ここを機械化したい」と繰り返し言っていましたが、確かに工場の最終の仕上げラインでは大勢の人が人海戦術で仕上げ作業をしていました。
でも私が見る限り、人の手で丁寧に仕上げてる分、品質はかなり優れている。
だから、中国にも負けないんだ、そう思いました。
旭川の高級家具も、仕上げはやはり人の手。
一方、ベトナムで製造している大量生産の家具は安いが、仕上げは雑。
機械化と人の手、この差が今後どう縮まっていくのか。
それとも、やはり人の手は介在し続けるのか。
今後の課題だと思います。
タイのマックで見た・・・ 合掌
今回の出張で、タイの人々が手を合わせて微笑む姿をたくさん目にしました。
優しい国民性ですね。
前国王の火葬が10月26日に行われると工場の人が言っていました。
もちろん、会社は休み。日本の皇室からも来賓が来るそうです。
2017年10月
ヘイノラニュース
会社によって、業界によって様々な新聞や雑誌を取っていますよね。
弊社も日経を始めとして、木材業界の新聞、木工機械業界の雑誌、業界団体の雑誌、興信所の雑誌などなど様々なものが毎日配達されてきます。
その中で、外国から取り寄せている雑誌がこちら↓
アメリカから毎月届く、木工機械業界専門誌。
林業機械、製材機械、木工機械のアメリカやヨーロッパの動向が記事になっています。
弊社も機械を輸入するので、目新しい機械がないかチェックしています。
今月号には、弊社が代理店をしているフィンランドのヘイノラ社の記事が載っていました。
”新しいエジャーを開発しました!”という内容です。
ヘイノラ社のエジャーは、材を縦送りしながらスキャナーをかけるのですが、さらに横送りしている最中にもスキャナーを通して、2重スキャナーで木取りの精度を更に向上しましたよ、という内容です。
ヘイノラ社はエジャーの能力及び性能には定評があり、1台のスキャナーでも十分な歩留まり向上が期待できます。それが、スキャナー2台になれば、確実に精度がアップします。間違いないです。
もし興味があれば、ぜひフィンランドに見に行きましょう!