面白い本を読みました。
『最後はなぜかうまくいくイタリア人』
つい最近もイタリア人と一緒に仕事してました。
当社はイタリアの機械メーカーと取引があり、身近な国のひとつ。
お客さんを連れてイタリアの展示会に行ったり、工場を見学に行ったり、機械のトレーニングに行ったりと、イタリアに行く機会も多い。
イタリア人も当社によく来ます。
陽気な営業マンから、ちょっと控えめな技術者までいろいろ。
この本は、ズバリ”日本人から見たイタリア人”を言い当てているので本当に面白い!
例えば・・・
「イタリア人にとって、アポの時間は、努力目標」
「段取りが苦手」
「仕事相手でも疎遠でも、”友達”とみなす」
「実用性より、美しさで決める」
「ダメもとでトライしてみる」
などなど。
私の経験からいって、日本人の感覚でイタリア人に接すると非常に疲れる。イタリア人は、日本人のように”他の人に合わせて行動する”ことをしない。だからこちらも、”ダメもと”で強く言ってみる、強く主張する、ことがイタリア人と付き合っていく上で大切だと思います。
この本を、イタリアの機械を使っているお客様にぜひ読んで頂きたい。
イタリア人と一緒に機械を据付けする当社スタッフにもぜひ読んで欲しい。
でも、なんだかんだ言っても、憎めないのがイタリア人。
結局、イタリアという国も、イタリア人も大好きなんですよね。。。
2015年11月
”木機展”はじまりました。
大径木化
”丸太の径が太くなってきている。”
製材工場で最近よく耳にします。
十数年前は、”小径木”を大量に、そして省力化できる製材設備が盛んに行われました。
そして、時間を経て、丸太も太くなってきました。
そして、機械設備も老朽化している工場が増えてきました。
今、設備更新をするなら、”太い丸太”を製材したい!
ご要望にお応えする機械とレイアウトをご提案致します。
太い丸太も挽ける、そしてなるべく人の手をかけない工場を作ります。
先日、湧別のお客様の機械設備を一新しました。
古い機械や搬送を一部使いましたが、大事な部分には新しい機械と、新しい搬送装置を組み合わせて、合理化できる箇所は、お客様と相談しながらレイアウトし工場を作り上げました。
バイオマスチップセンター始動!
チッパー機の試運転が始まりました!
これまでブログでも何度か紹介してきたヘイノラ社のドラムチッパーがいよいよ稼働開始です。
日本初!
第1号機を納入させて頂くというこもあり、万全を期してフィンランドから技術者を呼びました。機械の微調整、各部品の再点検を行い、いよいよ丸太を投入します。
機械が始動し、木材を入れるこの瞬間が一番緊張する時です。
そしてまた、この瞬間のために仕事していると言ってもいいでしょう・・・
チッパー機の投入口は、700mm x 430mm。
20cmクラスの原木であれば、ぐいぐい飲み込んでいきます。
250kWの主軸モーターが、1.3mもある大型切削ドラムをパワフルに駆動させています。
このチップの品質はいかがですか???
製紙向けではありません、バイオマス発電用のチップです!!!
来週からいよいよ本格稼働を始めます。
お客様には、寒い冬のフィンランド視察に一緒に行って頂き、この第一号機を選んで頂きました。
木質バイオマス発電が始動するに合わせて、このチップ工場も試行錯誤の中でやっと稼働することができました。今後も機械が順調に動き、工場の生産が上がっていくことを祈っています。
工事期間中は当社の至らぬ所も多々ありましたが、お客様には細かい所までお気遣い頂き、大変お世話になりました。
ありがとうございました!