北の木工機械屋さん

北海道から世界を駆けるコーエキ社長のブログ  仕事のことからプライベートまで何でも記録しよう!

2012年01月

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この写真のトレーラー、何を運んでいるかわかりますか??

製材工場の製品選別に使われるソーターブースです。この巨大さが想像できない方もいるかもしれませんが幅はおよそ8m、高さは・・・10mはあるでしょう。完全にトレーラーからはみ出しています。驚きです!

当社が代理店をしているフィンランドのヘイノラ社の”ヘイノラニュース”に載っていた写真を抜粋しました。フィンランド内の製材工場にソーターブースを運んでいる道中の写真だそうです。こんな巨大な機械を組み上がった状態で運ぶなんて、日本ではあり得ないでしょう。日本だったら現地で組み立てるのが普通です。

ソーターブース、ヨーロッパではこの写真のソーターのように50ブース位あるのが普通です。当社が日本で納めさせて頂いたブースは最大でも15ブース。欧米の超大型製材工場だと100ブースもあります。ちなみにこのソーターは毎分150枚の製材を処理する能力があります。これまた驚異です!

仕事の合間にちょっと観光。角館の武家屋敷通りを訪れました。その中でも角館で最古、今も末裔が居住しているという石黒家を訪問しました。広々とした庭には手入れの行き届いた樹木が茂っており、樹齢300年を超えるというモミの木が雪の景色と相まって存在感を増しています。
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茅葺屋根は建物に重厚さを出し、その曲線は芸術的で美しい。中には囲炉裏があり、冷え切った体も芯から温まりました。みんなで囲炉裏にあたりながら話をしていましたが、最近の生活には”火”というものが目に見えないですね。我が家もオール電化なのでストーブからも台所のコンロからも火が見えない。会社のストーブも灯油のファンヒーターなので火が見えない。囲炉裏の炎を見ているだけで、体だけでなく心も温まりました。
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秋田の居酒屋さんに面白いビールが置いてありました。昨年の大震災の際、壊滅的な被害を受けたキリン工場で奇跡的に生き残ったビンビールの一つだそうです。今回の出張で大震災の時の様子を直接聞く機会もありました。生々しい話に改めて震災時の恐怖を感じました。今年は何としても復興したいですね!

「スキーばっかりだと冬休みの絵日記が書けない。スキー以外でどこか連れてって。」と娘に言われて、今日は室内スケートリンクに行ってきました。北海道の冬休みは長くて、今週からやっと学校が始まります。
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私は今晩から内地出張です。高速に乗って千歳に向かおうと思ったら、吹雪のため美唄で下されました。岩見沢付近は本当に雪が多い!雪の壁が高々とできていて二車線の道路は一車線分しか除雪がされていない箇所もあります。今年は旭川も雪が多いけど、岩見沢は異常なほど雪が多い。しかも寒い。今冬は雪害で仕事の予定が立ちません・・・

三女がついにスキーデビューしました

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マジックカーペット”って知ってます?最近知ったのですが、小さな子供やスキーやスノボ初心者が楽々乗れるコンベア式のリフトです。リフトやゴンドラに乗る前の初心者は、その昔”ロープリフト”を使っていましたよね。うちの上の子達も当麻のスキー場のロープリフトで練習していました。ただ、ロープリフトは結構難しい。

このマジックカーペットは乗り降りがとっても簡単で、コンベア上に滑り止めも付いていて安定性が抜群!小さな子供でも簡単に乗れちゃうんです。ということで、三女もこの楽々リフトで何のストレスもなくスキーデビューを満喫したようです

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このコンベア、朝晩しばれの厳しい北海道の製材工場で使えないかな?このコンベアは樹脂製で細かくリンクで繋がれています。使えそうだけど、値段も張りそうだ・・・

お正月に溜まった本を読み漁ろう!と思っていましたが、スキーに行ったり、出張に出たりで結局一冊しか読めませんでした

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ヤマト運輸二代目の小倉昌男さんの『経営はロマンだ!』を読みました。”宅急便”というものを世の中に誕生させ、トラックの運転手に”セールスドライバー”と名付けたのが小倉さんです。積極的で絶対に諦めない芯の強さを感じさせる経営者だと感じました。

”セールスドライバー”という発想は、当社の”営業技術(セールスエンジニア)”の考えと同じだと思いました。小倉さんはセールスドライバーに「すし屋の職人になれ」と言ったそうです。すし職人は、カウンター越しの客と会話しながらネタをすすめ、すしを握り、おあいそもする。第一線で働く運転手、当社でいえば営業マンは一番お客さんに近い存在で、お客さんの信頼を得なければならない。全員経営というものを強調して経営をされたそうです。

新しい年を迎えて、当社もお客さんの一番近い存在として、商品やサービスだけでなく、お客様との信頼関係を一番に考えていきたいと思います。

新年を迎えました

2011年は東日本大震災、紀伊半島台風と犠牲者が多数出ました。新年をいつも通り迎えることができない人もいるんですよね。年末には地元旭川で木材会社の社長が若くして亡くなり、自分の身と重ねて考えてしまうと辛く残念でなりません。

2012年は希望を胸に、日本全体が明るい未来へと前進していかなければなりません。日本を取り巻く世界各国の政治経済は常に変化し続けています。欧米、中国だけではありません。アフリカ、南米、オセアニアにも目を向けて、日本との関わり合いを注意深く観察し、積極的に先手を打たなければ勝ち残れません。我々ビジネスの世界も同じです。

今年も機械屋としての技術を磨き、お客様に提供できる新しい機械やテクノロジーを探し求めて、日々勉強し続けたいと思います。新しいことにどんどん挑戦していきます



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今日もパウダースノーを求めて、新しいスキー場にチャレンジです

本年もどうぞ宜しくお願い致します

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