11月23日、24日と業界団体の総会が開催されました。今回は広島です(ちなみに前回の例会は旭川開催でした)。名古屋展直後の会合ということもあり、話題の中心は展示会の反省や今後についてです。会員のほとんどは出展者ですが、当社は未だ展示会には出展したことがありません。いつかは名古屋展出展!と心の奥底では思ってますが。
今回の会合は地元広島の機械屋さんの計らいで、宿から研修までお世話になりました(ありがとうございました!)。宿泊と懇親会は宮島を対岸に望む”石亭”です。半年前から予約しないと部屋が取れないほどの人気の高級旅館です。宿の雰囲気、食事、お部屋の造りと何をとっても最高級でしたが、私が感動したのは宿のあちこちに見られる”気づかい”です。宿泊客を楽しませる、心を和ませる、思わず顔をほころばせる、そんな気づかいが至る所に転がっている素敵な旅館でした。私共の仕事にも共通する一番大事なものです。そして、日本人が誇りに思うべき習慣だとも思います。
日本三景の一つ宮島に行きました。私にとっては三景初体験です。世界各地の世界遺産などにはよく足を運びますが、実は日本の景勝地にはあまり行ったことがありません。改めて日本の伝統、文化、建築に感動しました。
岩国の錦帯橋も歩いてきました。木造建築の五連の反り橋はこれまた日本三名橋の一つ。何百年の歴史の中で何度か水害で破壊されその度に修復を重ねているそうですが、この木造建築技術は今の日本にも伝承されているそうです。平成に入ってからも架け替えを行っています。改めて日本の木造技術の高さ、日本建築の美しさや逞しさを感じた研修でした。