北の木工機械屋さん

北海道から世界を駆けるコーエキ社長のブログ。 仕事のことから私的なことまで何でも記録しよう!

海外のこと

業界紙

コーエキが定期購読している業界紙↓
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業界ごとに違う業界紙を読むのは面白い。
他業種の人から見たら、けっこうマニアックな業界紙なんでしょうね。

さらにマニアックな海外の業界紙↓
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世界中の林業、製材関係の情報がみっちり。

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そんな雑誌にコーエキが手掛けたプラントの記事が掲載されていました。日の丸付き。

コーエキの名前は残念ながら載っていませんが、英語の記事になるとちょっとカッコいい…気がする。

フィンランドの製材工場

ドイツの後はフィンランドへ!

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日が長ーく長ーくなって日没は夜10時過ぎでした。(ちなみに今週22日は夏至祭ですから、陽が落ちない白夜です!)

バーカーのVK社のアテンドでお客さんと製材工場を見て回りました。

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今年導入したての新しいVKバーカーです。VK8000はVKバーカーの最上位機種。最大速度150mは圧巻です。速度だけじゃない、機械のつくりが重厚で壊れる気がしません。

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製材機械はヘイノラ製です。

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オペレーター室はモニターだらけ。オペレーターさんは外の機械を見ないで監視モニターとPCの画面しか見ていない。工場で操作しなくてもいいのかも⁉︎ 自宅で在宅操作する日も近いのでは⁈と想像する。

2日間の日程で5つの製材工場を見学。

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こちらも新しいVK8000バーカー。
ローターが2個にバットエンドリデューサーというフルスペックモデルです。機械が大きく頑丈な構造のためか、機械稼働中の音が静か。丸太が入っているのかわからないほど切削音が気になりません。ヨーロッパでは騒音レベルも安全基準上厳しく規制されています。

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学校の体育館のようなどでかい乾燥機。これはヘイノラ社製です。

今回訪問した製材工場はどこも計画的に設備投資を行なっており、段階的に生産量を増やしていました。フィンランドの製材工場は工場数自体は減少していますが、国全体の生産量は変わっていません。

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(フィンランドのサウナ↑毎晩楽しみました)

フィンランドでは、山の伐採から製材工場に丸太を運ぶまでのシステムをIoTを使って合理化し、製材工場もオートメーション化して徹底的に省人化しています。

製材にかかるコストが日本に比べて安い。そしてバイオマス発電が地域ぐるみで行われていてチップオガコの価値が日本とは違う。北欧から学ぶことは多いと感じました。

リグナ2019 その参

リグナレポート最終回です…

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製材機械メーカーが集うホール25は、大きな機械が展示されています。こんな大きく重い機械の搬入搬出は大変なんだろうなと想像する。写真の機械は1800径のクォードバンドソー。

弊社が総代理店するVK社は、バーカーを2台展示しました。VK100という100cmまでの丸太をむける機種とVK8000というVKバーカーの最上位機種。

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VK100は、ローターが昇降するタイプのバーカーですが送りスピードが速い。マックス45m/min!VK8000は、送りスピードマックス150m/min‼︎

日本ではあまり導入されていない欧州の製材機械ですが、技術開発のスピードは早く、その信頼性は揺るぎないものになっている印象を受けます。

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強いメーカーは更に強く、技術開発や工場設備に人と資金を注ぎ込んで、またさらに強くなっていく。木工機械業界だけでなく、どの業界でも同じでしょうね。

最後にもうひとつ。
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丸太のX線スキャナーが流行っているようです。リグナの後フィンランドに行きましたが、選木機にX線スキャナーが採用され始めていました。昔は鉄砲の弾を見つけるために内部まで見れるX線を使っていましたが、今は丸太の段階で等級分けするために使うんだそう。

技術が進めば商品の多様化や差別化にも役立ちますね。

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(“ドイツのピザ”↑)

リグナ展ではここで紹介しきれないほどたくさんの機械が展示されていました。日本のお客さんにそのままヨーロッパの機械が当てはまることは稀で、そこに日本の技術や思想を取り入れなければなりません。弊社の仕事はそこにあると思っています。これまで以上に情報収集と技術習得に励んでまいります!

リグナ2019 その弍

“インスタ映え”?しそうな写真を一枚。
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新発売「丸ノコで走る車」(チェーンソー2枚付)⁉︎ こんな遊び心も展示会の楽しみの一つです。

ここ数年“インダストリー4.0”という言葉が飛び交っていましたが、今回はそれほど目にしなかったような気がします。もしくはもう定着してしまったのか。

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工場の“スマート工場化”には各メーカーそれぞれ技術開発にしのぎを削っています。程度の差はあれ、IT化、IoTでつなぐ、ことは当たり前になりつつある雰囲気ですね。

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ロボットや吸着式搬送装置を使った省力化も更にパワーアップしています。ロボットに関しては、どのメーカーのロボットを採用するかという議論よりも、どうプログラムして活用するかが重要視されていました。

オープンスペースの展示場は、外の空気を吸いながらの息抜きにちょうどいい。

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豪快に躍動する林業機械やチッパー機の実演を見ることができます。

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来るたびに展示スペースを大きくし成長を続けるメーカーには勢いがあり人も群がっています。移動式の製材機械はたくさん出品されているし、考えが面白い。でも日本のやり方には合わないのかな。

次回に続きます… 次は製材編かな。

リグナ2019 その壱

5月末からおよそ2週間海外に出張していました。出張中にブログも更新しようと思っていましたが、海外に出ると時間が経つのがあっという間で結局一度も更新できませんでした… まとめて書くのでご了承を…

5月最後の日曜日子供の最後の運動会を見て、すぐその夜にドイツへ出発!フランクフルトに朝5時に着く出張強行便で行きました。

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今年は2年一度のハノーバーのリグナ展でした。日本からのお客様も多かったので、私は初日から最終日まで5日間びっちり見て回りました。

新しい機械、面白い機械を求めて広い館内をひた歩きます。

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新しいコラボの機械に出会ったり、

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日本にいる時からずっと見てみたかった機械を間近で見たり、

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なるほどこういうやり方もあるよねーでも難しいよねーと考えさせてくれたりと、

リグナ展は私にとってとても大事。

相変わらずロボットは多い。
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ロボットを人の手のように使って効率化したい。人手不足を賄いたい。各社知恵を絞ります。

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ロボットを材料の搬出と搬入に使うのはもう当たり前。機械のセット替えやイレギュラーな動きに対応できるかが鍵。AIを搭載させて自分で考えるようになればすごい。

今回の出張は小分けにしてお届けします… 次回に続く…

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ドイツはアスパラの季節!どのレストランに行っても“シュパーゲル”(ドイツ語でアスパラ)の文字がメニューに踊ります。
写真はアスパラのサラダ。イチゴとレタスと白アスパラの調和が見事。うまい!

中国雑感

中国・広州の滞在は3日間だけでしたが、中国を体感してきました。そして日本との違いを感じてきました。
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(果てしなく続く卓球台↑卓球王国強さの秘訣!)

私的な意見ですが…
中国はアメリカ並みに超個人主義だと思います。日本は真逆の集団主義。良く言えば、個人主義は個を重んじ、集団主義は和を大切に。悪く言えば、個人主義は自分の事しか考えない、集団主義は周りに気を遣いすぎ。

今回もよく地下鉄に乗りましたが、車内で電話で話しするのは当たり前。しかもビデオ通話で顔を見ながら話している人多数。でも誰も気にしてません。日本だったら白い目で見られるでしょうね。
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スマホでテレビやビデオを音出しっ放しで観ている人もいる。うるさいけど、誰も気にする様子なし。でも、ちなみに、地下鉄の構内や車内のアナウンスはすごく静かです。日本だと駅員さんがひたすら叫んでいますが、中国は音声アナウンスだけでした。

中国はどこに行っても人がいっぱいなので、自ずとすれ違いざまに肩がぶつかりますが、誰も気にしません。それどころか、人と人との距離は日本人より近い感じ。日本だったら喧嘩になるな。

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エスカレーターに乗るとき、日本だったら左に整列するとか、関西だったら右に並ぶとか暗黙の了解がありますが、中国は右と左にびっしりと人が乗ってます。急ぐ人は階段で行けばーっていう感じです。

支払いは全て電子マネー。コンビニ、地下鉄、レストラン、どこに行っても中国人はスマホでピッとキャッシュレス決済。スマートですね。私は最後まで使い方わからずじまいでしたが、みんなWeChatというアプリを使っているらしい。

インターネットは制限され過ぎ。中国のwifiでインターネットに繋ぐと、ほとんどのサイトが見れません。Googleダメ、YouTubeダメ、LINEダメ…仕事になりません。中国人はどうしてる⁇

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街は超近代的でスペースが広い。とにかく中国の都会は高層ビル群と超近代的建物で溢れていますね。そしてスペースをふんだんに使っている。昔の中国の印象は雑多で汚い(ごめんなさい)、ですが今はどこも整然としていて清潔です。
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(早朝から清掃員が掃除していました↑)

…徒然な中国雑感でしたが、中国、面白いですね。中国人が日本に来て、その行動が日本人にとって奇異に感じることがあるのは、根本的な思想の違いなんでしょうね。

私個人としては、中国の方が住みやすいかもしれません。

ご飯も美味しいしね。
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“食は広州にあり”!

中国品質

2年振りの中国・広州です。
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家具資材展『インターツム広州』にやってきました。相変わらずの人の多さと、ジメッとした熱気に中国を感じます。

中国の技術力の圧倒的な進歩とそのスピードに驚かされました。2年前はまだまだかな...と思って見ていましたが…
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欧州の機械メーカーと何ら遜色ない↑
展示会での“見せ方”までヨーロッパっぽい!

技術力も上がってる。
至る所に中国製5軸CNCワークセンター。
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ちゃんと“安川”使ってます。安心ですね。
CNCは台湾製が主流でしょうか。
主軸にはイタリア製。
価格は…日本のNCの半分から1/3くらい。

初めて中国の機械を見てから10年も経ってませんが、日本の木工機械の技術は超えたかもしれませんね。それどころか、欧州の機械メーカーに肉迫しています。
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恐るべし中国。
中国の技術革新から目が離せませんね。

世界最大規模の展示会

今年5月にドイツのハノーバーで世界最大規模の木工機械展が開催されます。

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開催期間は、5月27日(土)から31日(金)までの5日間。林業機械から、製材、合板、家具、塗装、電動工具に至るまで木材を加工する機械が一堂に会するビッグイベントとなっております。

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最新の機械を間近でみて、直接説明を聞いて…

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興味のある講演に耳を傾けるもよし…

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日頃の仕事の成果を試してみるもよし…⁇

最新テクノロジーを誰よりも早くキャッチできるチャンスです。

私を始め、コーエキのスタッフも展示会におりますので、興味がある方は是非お声を掛けてください。ちなみに、ハノーバー市内のホテルは非常に取りづらくなっております。お早めに渡航の準備を‼︎

ハンドブック

毎年この時期になると、フィンランドの取引先からクリスマスプレゼントをいただきます。
(本物のサンタクロース?です)

外国の人のクリスマスプレゼントは、日本のような豪華な包装でお洒落なプレゼントではありません。見た目は質素だけど、相手の人のことをよく考えて中身を選んでくれている、そんな気がします。

今年は… 本でした!

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「THE SAWMILL INDUSTRY HANDBOOK」“製材工場ハンドブック“
フィンランドの製材機械メーカーの各分野のスペシャリスト達が執筆した本です。

世界中探しても、製材工場、製材機械に関する書籍は本当に稀。
日本でも帯鋸盤と目立てに関する記述がある本を一冊知ってますが、もう何十年も前の古い古い物。
私の知っている限り、アメリカではFORESTRY(森林学)という学問は今も確立してますが、それでも数冊しかこの類の本はありません。

ということで、今回いただいた本はすごくうれしい‼︎

中身をちらっと見ると…
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早速 VKバーカーが登場。
製材工場の一番最初の工程ですからね。

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続いて へイノラのドラムチッパーもあります。
チッパーは、製材工場で一番稼働時間が長い機械でしょう。

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木取りは、機械屋さんもしっかり勉強しておきたい重要な部分です。

結構ボリュームあるし英語なので時間かかるかもしれませんが、お正月の間に読みたいと思います。

フィンランドのパーティ

お盆休みの真っ只中ですが、フィンランドに来ています。フィンランドの取引先のパーティにお呼ばれしました。

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会社の敷地内に大きなテントが張られ、総勢約160人が集まりました。
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今年のフィンランドの夏は異常気象で ここ最近5週間は 雨も少なく 最高気温が30度を越していたそう。フィンランドの夏は30度を越すことは滅多にないですからね。暑い!

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ヘイノラ社の50周年記念式典。
ヘイノラの社長が 50年の歴史を振り返ります。
日本での功績も話をしてくれました。

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パーティは 生バンドあり マジックショーありで楽しい雰囲気でした。なんと6時間に渡る長丁場でしたが、話をしているうちにあっという間に時は過ぎていきました。

海外の取引先と長い間良い関係を築くことは大変なこと。互いに先代からの歴史を引き継ぎ、さらに発展させていくことが今の人たちの使命だと感じました。

海外でのパーティ 良い経験をさせてもらいました。純粋に楽しみました!
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