北の木工機械屋さん

北海道から世界を駆けるコーエキ社長のブログ。 仕事のことから私的なことまで何でも記録しよう!

環境のこと

バイオマス発電展

東京の展示会に行ってきました。
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日中の気温は16度を超え春のようなポカポカ陽気です。
北海道から着てきたコートとモモヒキは速攻脱ぎ去りました。

第1回目の開催となる『バイオマス発電展』が今回の目的。
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ですが、実際に来てみると併設の展示会が多い!
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どれも面白そうなタイトルばかり。今のエネルギーブームを反映しています。

大震災のあと、自然エネルギーへの急速な転換が政府主導のもとに行われてきました。木材業界においてもその流れは勢いを増し続け、木質バイオマス発電所の稼働が始まっています。

以前NHKの番組で ドイツのバイオマス発電の失敗の例を取り上げていました。
ドイツでも当初は大規模発電が主流であったがことごとく失敗したという。
代わりに台頭したのが、コミュニティ単位の小規模発電。
小さな町村単位あるいはもっと小さな町内単位での発電が成功しているそうだ。
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日本はまだバイオマス発電が始まったばかり。
様々な課題に直面しているが、原発が再び稼働する国にならないよう自然エネルギーの普及を応援したいと思う。

バイオマス発電展をじっくり見た後、他の展示会も見て回りました。
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さあ、どこに行こうか?

全く業界が違うと世界が変わる。
仕事って多種多様だと改めて実感。
『風力発電展』個人的には面白かった。
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風力発電のメンテナンスは通常高い所。その高所でのメンテナンスに関わる作業設備、安全工具、高所保険・・・などなど興味深い展示が続く。弊社でも同じようにメンテや修理を行うが、安全に対する思想が全く違う。

非常に充実した展示会でした。『環境展』という類似した展示会もありますが、今回の展示会の方が内容が濃い印象を受けました。
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もうすでに来年の展示会のコマ取り合戦が始まっていました。
次回はさらに大きくなるようです。

環境展

運動会シーズンですね!
我が家は今日が運動会。朝は土砂降りの雨で中止かと思いましたが、開会式が近づくにつれて雨も上がり、予定通り開催されホッとしました。
うちの子は 3人揃っての運動会は これで最後でした!


先週は東京の環境展に行ってきました。

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木材関連機器が中心の展示会ではないのですが、他分野の面白い機械に目がいきます。

何ですか、これは?

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超合金ロボの腕についてそう…
コンクリート基礎やアスファルトを破壊する重機のアタッチメントです。

木質バイオマス関連の展示も今が真っ盛りでしょうか。

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数年前までは手探りで皆が模索しながら始めたバイオマス。

しかし、今はもう多くのプロジェクトが進行し、すでに工事が完了、稼働しているプラントも出てきました。

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出展者もビジターも ちょっと落ち着いた 雰囲気でした。

木質バイオマス燃料プラント

旭川の隣町、上川町木質バイオマス燃料プラントが完成しました。
(先月のスタッフブログでも紹介していたので見てください!)

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工場内の搬送設備をお手伝いさせて頂き、先日試運転に立ち会いました。

まず、移動式チッパー機(上の赤い機械)でチップの原料となる”未利用材”を砕きます。

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砕いたチップを場内の大型ホッパーに投入します。
チップは自動供給装置によってコンベアで運ばれ、、、

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大型スクリーンでふるいにかけられ、チップと細かいダストに選別されます。

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選別されたチップはチップヤードに運ばれます。
ここでは、さらにチップを乾燥して出荷します。

最近は大型のバイオマス発電所がメディアで大きく取り上げられていますね。北海道でも、紋別や江別で大型バイオマス発電所が建設中です。一方で、ここ上川のように地方自治体レベルで比較的小さな木質バイオマスの取り組みもよく見られるようになりました。

北欧でよく見る木質バイオマスの形は、どちらかというと・・・ 小さい規模で行っているバイオマス発電ですね。町村レベルで小規模のバイオマス発電もしくはボイラーを持っていて、その町の公共施設や住宅に供給する、そういう形が成功しているようです。

日本は今まさにバイオマス元年。ヨーロッパの例を参考にしながら、日本の木材事情、生活事情に則した日本らしい良いシステムが作れるといいですね。

ツールドフランス予備軍?

フランスのとある駅の待合室で。
彼らは一体何をしているんだ⁇
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エアロバイクにまたがって、ペダルを一心に漕ぎまくっています。スマホ片手に。

実はこれ、自転車漕いでスマホを充電しているんです‼︎
まさに自家発電!メタボなあなたにもオススメ!

こうやってツールドフランスに向けて日々練習をしているフランス人・・・強いわけだ・・・

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この出張でかなりの体重増加が見込まれるT課長も挑戦です。

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漕げば漕ぐほど、青色の輪っかが丸くなり、下の緑のランプが点けば、MAX150Wを発電します。

一家に一台、いや一人一台。
健康と、節電のために。

環境展

2013NEW環境展

ドイツの展示会に続きバイオマス関連に注目。木質だけではありません。東日本大震災に伴うがれき処理、鉄、プラ、生ごみ、地熱、大気・・・ ”環境”というタイトルのもと多種多様な業種とメーカーが出店しています。写真のような超大型機械から小型機器まで色々。製材機械・木工機械を売っているので、やはり木質系バイオマス関連に目がいってしまいます。
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あるボードメーカーさんのプレゼンを聞いていました。
”リサイクルの優先順位”について。

1.リデュース
2.リユース
3.マテリアル・リサイクル
4.サーマル・リサイクル
5.適正処理
(知りませんでした、勉強不足です・・・)

3番と4番がリサイクル。どうリサイクルするかが重要。
3番のマテリアルリサイクルは、再加工して新しいものとして利用する、木質系でいえば例えばMDFやPBなどのボードに加工すること。4番のサーマルリサイクルは、燃料としてエネルギーに変換して再利用すること。

サーマルリサイクル。まさに今FIT施行もあってバイオマスは熱いですね。全国各地でバイオマス事業が始まろうとしている。「原料の取り合いになる」「原料の収集にコストがかかり合わない」など懸念事項もありますが、今まで放置されてきた低質材や林地残材を有効活用することは新たな事業を生み地方経済も活性化する。森林整備もより一層強化される。

一方の”マテリアルリサイクル”。なんでもかんでも燃やしてしまうのではなく、できる限り形として残して再利用する。人と調和して生活の中に取り込んでいく。もっともっと木を建物に使う、家具に使う、遊具に使う。それが炭素固定にも繋がっていく。
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どちらのリサイクルも大事。互いにバランスを取り合いながら再利用していくこと、が大事ですね。

環境展『エコプロダクツ』

エコプロダクツ2
環境展『エコプロダクツ』に行ってきました。日本最大級と謳うだけあって大勢の人でごった返し!ビジネスマンだけでなく一般の来場者も多く、小学生から中学生まで子供達もいっぱい来ていました。子供向けの実演展示や体験コーナーがたくさんあり記念品も子供向けのものが多く、将来を担う子供達へ情報発信していこうという意欲が窺えました。初めて訪れた展示会でしたが、商売のための展示というよりは各企業の環境への取組みを知ったり、次世代の新製品を見て触れてみたり、環境を身近にするための基本的な勉強会を開いていたりと、興味深い展示会でした。やはり大震災後の展示会ということもありバイオマスエネルギー関連には特に力が入ってましたね。

エコプロダクツ1
木材に対する環境への取り組みを展示するブースも数多くありました。国産材使用を促進する動きから、不法伐採を訴える動きなどテーマは多様です。写真の展示物は、全て”フェアウッド”で作られた木材、森林からの出所が明確になっている木材で作られた展示物です。展示方法が面白く芸術的だったので中に入ってみました。一つ一つの木にメッセージが書き込まれており、どこの木でどの様に使われているかがわかるようになっています。

木材ではありませんが、タイヤメーカーが次世代製品として、擦り減ってしまった夏タイヤにスタッドレスタイヤのシートを巻きつけるという試みを発表していました。面白い!ぜひ実用化して欲しいですね。

今、旭川に向けて帰っている途中ですが、羽田で1時間半飛行機を待ち、千歳空港で汽車を待つこと更に2時間待ちの状態です。岩見沢が大雪らしい。いつ帰れるのだろう・・・

An Inconvinient Truth

PCにダウンドロードしていて、すっかり忘れていた映画を観ました。
アメリカ元副大統領ゴアが警鐘を鳴らす地球温暖化問題がテーマです。
日本で2007年に公開されたので、今頃話題にするのはどうかとも思いましたが・・・

この映画で印象的なのは、ゴアが65万年の自然周期のグラフの前で、現在のCO2濃度が300ppmをはるか超えてしまっていること、更には今後50年以内にCO2濃度は想像もつかないほど急上昇するということを説明します。
ゴア

そしてこう言います。
「Ultimately this is not a politial issue, so much as a moral issue. If we allow that to happen, it is deeply unethical」
 (結局は、これは政治の問題である前に、モラルの問題である。この上昇を許すことは、極めて倫理に反することである)

深刻な環境問題を作ってしまった我々の責任は重大です。今を生きる私達の使命は、私達の子供達、その子供達、そのまた子供達に、今ここに存在する美しい地球を残し続けることです。

リベリアと木材

『TIME』2011.09.05 "Up to Code In Liberia"liberia_0905

今週のタイム誌の記事。大きな丸太の上に立つ青年。

リベリアの木材伐採に関する記事だ。リベリアってどこ?
奴隷貿易が盛んに行われていたことで知られる西アフリカの小国だ。近隣国にシエラレオネ、コートジボアール、ギニア、ガーナがある。最近までは数十年に渡って内戦が繰り広げられていた。

リベリアにとっての木材とは?
・1990年代後半には、伐採による収益はGDPの20%に上り、かつては地球上に唯一残る持続可能な森林伐採の”ショーケース”と目されていた。
・2003年に内戦が再開され国連の経済制裁が始まると、違法伐採からの収入は内戦に使われ、木材会社は自ら民兵組織を作った。

今、リベリアが行っていることは?
・違法伐採を撲滅するため、”ハイテク原木追跡システム”を構築し、原木一本一本にバーコードを貼り産地証明を行う。
・EUとの間で木材伐採に関する協定を結び、民族的・環境的ガイドラインに基づく伐採を行うことをEU諸国に約束した。

日本人に馴染みのないリベリアという国の話だが、違法伐採を行い輸出している国は他にたくさんある。各国のモラルに訴えるだけでは解決できる問題ではない。国際的に違法伐採を取り締まる法整備が必要だ。2013年にはEUで違法伐採を禁止する法律を施行するという。期待したい。
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