北の木工機械屋さん

北海道から世界を駆けるコーエキ社長のブログ  仕事のことからプライベートまで何でも記録しよう!

カテゴリ: 本のこと

『君たちはどう生きるか』
池上彰さんがおススメしていたので読んでみました。

将来を考える子供たちに向けて書かれた本だと思いますが、純粋な心を失った大人が向き合う本、、、かもしれません。

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最後まで読んで、あとがきを読んで知りました。戦前に書かれた本だと。当時の時代背景、軍国主義に突き進んでいく日本の状況を想像しながら読むと面白いかもしれません。

太平洋戦争が始まる前の1935年に発行されましたが、戦争が始まった1937年から終戦まで出版が禁止されました。いわゆる情報統制です。表現の自由が失われた時代が日本にもありました。

今のなりふり構わぬ暴挙を繰り返すロシアの現状に重なります。

この本の主人公コペル君はこう言って本を締めくくります。

“僕は、全ての人がお互いによい友だちであるような、そういう世の中が来なければいけないと思います。人類は今まで進歩してきたのですから、きっと今にそういう世の中に行き着くだろうと思います…”

“人類は進歩してきたのですから…”
実は人類は進歩してないかもしれません。少なくともこの本が書かれてから90年が経ちますが、何も変わっていません。いつになっても私たちは戦争を繰り返すのですから。

一昨年、アフガニスタンで活動中に銃撃され亡くなった医師中村さんの本を読みました。

本といっても絵本です。
この本の原作が作られたのは、日本ではありません。アフガニスタンです。現地の人に愛された証ですね。

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中村さんは医師として現地に赴き、多くの人々を助けていました。病気の元凶が生活の中にある不衛生な水にあるとわかり、水を改善するために水路を引いてしまいました。

医師としてはもちろんプロですが、土木技師としては全くの素人からのスタートです。その強い意思と実行力はすごい、素晴らしい。

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中村さんの功績は上の写真を見れば一目瞭然です。右が砂漠化していた元々の土地。左が中村さんが現地の人と一緒に作った水路と今ある緑豊かな土地です。

事故で彼の名は広く報道され知れ渡りましたが、その功績を知る人は少ないかもしれません。

なんでアフガニスタンで、なんで世界の僻地で?
その答えは「一隅を照らす」という信念にあったと言います。

誰しもが今与えられた環境の中で最善を尽くす。
世界のあちこちで、一人ひとりが。
それが自分の周りの人を幸せにする。
そして世界のあちこちで、幸せが生まれる。

アフガニスタンという遠い異国で、絵本の主人公にまでなった日本人の功績と人柄に感動しました。


年頃の悩み多き子供たちのために本を買いました。

池上彰さんの『なぜ僕らは働くのか』
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本屋さんに行くと平積みされている話題の本。

悩める子供たちに… と言いながら、子供より先に読んじゃいました。

実は悩み続けていたのは、この俺か。

難しいテーマですよね。

小さい頃から、将来の夢は?と問われ続け、今も仕事をしながら働くことの意味を考えている。

いろんな答えがあると思うけど、この本に書いてあることは正論の正解だと思います。

子供たちには大いに悩んで欲しいと思います。大人になったってまだ悩んでいるんですから。

コロナで本を読む機会が増えてきました。

先日のブログで、植松努さんの本のことを紹介したら、お客様から植松さんの別の本を教えていただきました。

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紹介してくれたお客様は、この本を社員全員に配ったそうです。

早速、植松ファンの娘に一冊購入し、私は電子書籍で読みました。

表紙に書いてありますが、「どうせ無理」という言葉を無くすために植松さんは働いていると言う。私たちは簡単に、「無理無理」「どうせ無理だよ」と言う言葉を日常的に使ってる。もしかしたら毎日使っているかもしれない。小さい時は誰しも、“無理”だなんて思いながら行動していなかった。それを、もう諦めた大人たちがわかった顔して子供の夢をこの“どうせ無理”って言う言葉一つでぶち壊す…

植松さんの言うとおりかな。いい本だな。
娘に続いて私もすっかり植松努ファンです。

もう一冊。
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表紙の顔がヤバい。
行動も失敗だらけでヤバい。

でも、働くことの意味を真剣に考え、意思を貫いて惑わされない。強い信念を持っているカッコいい男です。植松さんとかぶる部分もあり。

最近いい本に出会える。全部人から聞いたり紹介されたものばかり。自分で好き勝手に選んで本を選ぶのもいいけど、騙されたと思って人が読んでいる本を読んでみるのもいいと思う。

“トリセツ”シリーズの本ちょっとした人気です。夫のトリセツ、妻のトリセツ、男のトリセツ… 本屋さんで手に取ったことがある人も多いはず。

他人の気持ちを理解するのは、それは身内であっても難しい。人間の永遠のテーマか。

私が手に取ったのは…
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以前も実は、別の著者で同じようなタイトルの本を読んで、このブログで紹介しました。悩みは尽きない父親です…


うちの娘たちもいわゆる“年頃”で、思春期を迎えて心が不安定な時期。こちらの基準(大人、男)でまともに向き合うと衝突してしまう。相手の気持ち、状態をよく考えてお話ししなければなりませんね。

仕事も同じ、お客さんの言うこと、求めていることをこちらの基準ではなく、相手の気持ちになって考えて行動することが大事ですね。

女の子がいるお父さん、ぜひ本読んでみてね。

”キャラ変を社員に強いる”野田です。
当社の社員とっても個性的なんですが(社長だけは至って普通ですが。)、まだまだ自分を出し切っていない‼(野田も出し切れてないかな。)

今日は本の話題です。
植松努さん知っていますか?
田舎でロケットを作っている町工場の社長さん。

実は子供たちの間ではとても有名な人なんですね。
学校の授業の一環で、植松さんのお話を聞き、ロケットを作ってくるんですね。

うちの娘、植松さんが大好きで、植松さんの本全部持っています。
娘の本棚↓
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娘の植松努愛半端ない。

私もどんなものか読んでみました。
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いい本です。
子供だけじゃない、大人にもグッと刺さるものあります。歳を取って大人になって、忙しい日々を過ごす中で、忘れていたものにハッとしました。

娘には、この気持ちを忘れずに生きて欲しいですね。

またまたフィンランド本のご紹介。

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Amazonで買い物すると、購入履歴に基づいて、その人の好きそうなものを薦めてくるからつい買っちゃう。上手く乗せられてるなー

先日のブログで、フィンランドは“幸福度”世界1位、と紹介しました。他にも一位はこんなにある‼︎↓
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「人類への貢献度1位」どうやって決めるんだ⁇
「読書量1位」日本は何位なんでしょう⁇
「ヘビメタバンド数世界最多」面白い!だからフィンランドでエアギター世界大会が開催されているのか。

「コーヒー個人消費量」世界1位、意外ですね。フランスかイタリアかと思いました。
確かにフィンランド人はコーヒーよく飲みます。会社に来て、朝9時くらいにはみんなで集まって、シナモンロールなんか食べながらコーヒー飲んでる。普段から仕事をバリバリやっている緊張感はなくて、いつもペチャクチャお喋りしながらコーヒー飲んでる。

かつて、製材機械をフィンランドからコンテナで輸送する時、コーヒー好きなフィンランド人がコンテナにこっそりコーヒーを忍ばせたら、日本の検疫に見つかって、呼び出しくらったことがありました… そのくらいコーヒーが好き。ちょっと苦くて濃いコーヒーです。

その他にも↓
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日本人とよく似ていると思います。とってもシャイ。すぐ照れる。日本人以上かも。

この本、タイトル通りフィンランドに週末旅行に行くことを本気で推奨しています。読んでいたら本当に行けそうな気がします。アフターコロナにのんびり旅行したいですね。

世界の国民性を描いた本を読むことが好きです。今まで読んだ本は…
『フランス人は10着しか服を持たない』
『5時に帰るドイツ人、5時から頑張る日本人』
『最後はなぜかうまくいくイタリア人』

「イタリア人はなぜかサングラスを夜でもかける、そして意味なく頭にかけてみたりする…」そうそうその通り!と思うことがある。

フィンランド人の気質や生活様式をうまく表現している本読みました↓

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幸福度ランキング世界1位のフィンランドです。“幸福度”の定義は数量で表せないので比較が難しいと思いますが、日本は58位だそうです。

フィンランド人と仕事を一緒にしたり、メールや電話でほぼ毎日やり取りをしているので、フィンランドは当社にとってとても身近な存在です。日本でも最近ムーミンがブームになっていたり、サウナも若い人を中心にブームになっています。日本でもフィンランドという国が身近になりつつありますね。一方で、フィンランドってどこ?地理的にはわからない人が多いのも事実ですね。

幸福度の定義はここでは、自分の人生が幸せに感じている人が国民の中でどれだけ多くいるか?ということだと思います。特にこの本の中で多く語られているのはフィンランド人の働き方。夏休みは最低一ヶ月休む、夕方3時も過ぎるとほとんどの人が帰宅する、といった働く時間の短さ。一方では仕事の内容が濃くプロフェッショナル意識が非常に高い。日本人との働き方の大きな差は、フィンランドは仕事の自由裁量権が広く、個としての責任感が強い。日本と比べると若い頃から仕事を任され、一人で動くことを求められ自分の意思で動く。日本人より“大人な”振舞いをしているように見えます。

休みの使い方もフィンランドではお金を使わずに過ごします。湖のそばのコテージで過ごす、家を自分で直す、もしくは自分で建てちゃう、狩りにいく、ベリーを摘みに行く、自然の中で過ごすことが多いですね。質素でシンプルな生活の中に幸せを感じている国だと思います。日本はどちらかというと旅行に行くとか買い物をして物欲に幸せを感じる人が多い気がします。

この本を読んで今の働き方や人生の価値観を考えさせられました。ステイホームなGWに本を読むのもいいですよね。

北海道も特別警戒に分類され、明日から子供たちは休校になります。家にいる時間が長くなるので、本屋さんに本を買いに行きました。

本棚の目のつきやすい所に平積みされていたので、つい手を伸ばして買っちゃいました↓

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カフェとかレストランとかが紹介されているよくあるガイドブックと思いきや、中身は最初から最後までびっしり“旭川家具”の紹介がされています。

お付き合いのある家具メーカーさんがたくさん掲載されています。仕事柄、工場の写真があると自ずと機械に目が行きます。

あった!↓

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弊社で納めさせていただいたイタリアの機械↑

本を眺めているとショップやカフェに行きたくなります。外出自粛の足かせが早くなくなればいいですね!

平成から令和へ元号が変わりました。

今年のGWは会社は10連休をいただいております。でもコーエキのスタッフはみな現場あり修理ありでGW中も忙しく動き回っています。

長い休みの間は出来るだけ充電したい。遊びに行くのもいいけど読書もしたいですね。

GWに進行中の3冊はこちら↓

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小出監督追悼読書。
今年も子供とマラソン大会参加しますよ!

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“いつまでも「パパ大好き!」と言ってもらうために” 本のタイトルに思わず手が伸びていました… (本の宣伝ってホント上手だと思う)

子育ては親の悩みですが、子供たちが今一番悩める時期ではないでしょうか。少しでも応援したいですね。

ちなみに『妻のトリセツ』という本も出版されているらしい。こっちの方がある意味もっと悩ましいかもしれません… (コーエキ男性陣必読! 笑)

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最後はビジネス書。
この方の本は読んだことありませんが、コーチャンフォーで平積みされていたので手に取りました。日本マクドナルドの創業者。勉強させてもらいます。

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