北の木工機械屋さん

北海道から世界を駆けるコーエキ社長のブログ  仕事のことからプライベートまで何でも記録しよう!

カテゴリ: 機械のこと

北海道、強烈に凍れています。

昨日、道北のお客さんを訪問しましたが、朝方の気温はなんとマイナス23度!車を走らせるたびに窓ガラスが凍てつき、足元から冷気が襲ってきます。日中でも気温は上がらず、最高でマイナス15度。

本格的な冬がやってきました。

年末年始にかけて道北担当スタッフがモルダーを据え付けました。

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この寒さの中、体調を崩しながらも頑張って仕上げてくれました。

機械は7軸モルダー。

機械の剛性、スピード共に申し分ありません。材の仕上がりはもちろん最高です。

お客さまには長く使っていただけると幸いです。ありがとうございました!

2021年大晦日。弊社も無事仕事納めをし、新たな年へと向かっています。

2021年はコロナ禍の中スタートしました。昨年2020年は弊社も厳しい年を経験し、今年も年始は不安しか感じえないそんなスタートでした。

そのような中、木材業界は“ウッドショック”という誰も想像すらしなかった状況に陥りました。これほど木材の記事が新聞の紙面に何度も登場した年はかつて無かったのではないでしょうか。

日本に輸入材が全く入ってこない。この不測の事態に、輸入材に頼り切っていた日本の木材供給体制は混乱し価格が高騰しました。価格は高騰しても材がない。不思議な現象が起きています。木材は限りある資源ですから。

来年はより一層の材不足が懸念されています。われわれ機械業界も物不足は顕著です。鋼材資材は高騰し電気部品も納期すらわからないものが多数出てきています。モーターがない、インバータがない… 機械の納期も大幅に伸びてきています。弊社が取り扱う海外の機械の中には、納期2年というものも出てきました。

木材業界のこの転換期に弊社も陰ながら必死で応援したいと思っています。できる限り前もって準備を進めていきたいと思います。

今年も一年大変お世話になりました。来年も皆様にとって良い年でありますことを祈念いたしております。

先日納入させていただいた機械の点検に行ってきました。

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イタリアPADEのCNCワークセンターです。
モデルは『べロックス』。
2テーブル仕様。

今年の春に価格の改定があったのと同時にモデルチェンジもしています。前のモデルと比べると二回りくらい大きくなっていますね。

べロックスはスピンドルヘッドがユニークです↓

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7.5kwのダブルスピンドルが十字に2個組み合わさった形。計4個の刃物を同時に使うことができます。

片持ちですが、今までトラブルを起こしたことはありません。コンパクトなのでヘッドの取り回しも楽です。

このお客様は、すでにPADEのNCを一台使っていただいており、生産の拡大を目的にともう一台PADEをご購入いただきました。

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手間の機械が一台目のPADEです。モデルは同じ『べロックス』ですが、テーブルは一台仕様です。(奥にあるのが今回の新しい機械です)


2台目もPADEを選んでいただきありがとうございます。PADE2台体制でますます生産が上がることを願っております!

お客様の安全祈願祭に参加させていただきました!

今回導入させていただいたのは、カットバーカーです。

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“カットバーカー”を納入したのは弊社としても久しぶりです。VKバーカーに代表されるリングバーカーはコンスタントに販売していますが、カットバーカーの需要は近年少なくなっていました。

バーカーの種類の分け方は簡単に言うと、リングバーカーは針葉樹向けで、カットバーカーは広葉樹向け。リングバーカーは小中径木向けで、カットバーカーは大径木向け。

カットバーカーの歴史は古く、かつてドイツのヘプケ社がこの原型を作ったのが始まりです。その後日本のメーカーがコピーして製造を開始しました。ドイツの会社名を取って“ヘプケ式”バーカーと呼んでいたこともあります。


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今回のお客様は、古いバーカーを40年!使ってきました。銘板に“昭和56年”と書いてあったと工場長が言っていました。「俺が生まれる前だ…」とも。

今回の機械も40年は使えるでしょう!ということは、私は何歳?みなが頭を傾げます。まだ仕事しているのか?そもそも生きているか⁇

これから永く大切に使っていただきたいと思います。弊社も長く使っていただけるようフルサポートしていきます!


ありがとうございました!

機械展無事終了しました。

コロナ禍での開催ということで、開催前から様々な懸念や不安がありました。開催直前になって出展をキャンセルした会社もありました。

しかし、終わってみるとやはり「やってよかった!」と感じます。

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入場者数も想像より多くて、併設開催されたウッドワンダーランドの影響もあり、家族連れも目立ちました。

ご来場いただいたお客様に感謝です。
そして、弊社のブースにわざわざ足を運んでいただいたお客様には本当に感謝です!


次回は2年後ですが、また盛大な展示会になることを祈っています。

日本木工機械展が始まりました。

初日です。

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オープニングのテープカット。
コロナ禍なのでひっそりと。

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弊社のブースもコロナ禍を考慮して無人に近い形で。

展示会初日でしたが、やはりコロナ禍で入場者は少ない感じがします。

明日は金曜日なので、入場者数が増えると予想していますが… 明日を楽しみに。

昔のカタログを整理していたら… 昔の展示会のパンフレットが出てきました。

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1981年、昭和56年と言うと… ちょうど40年前!ですね。私6才。弊社の展示会の顔、奥寺さんは、なんと27歳!古き良き時代だったのではないでしょうか。

当時の展示会は盛大だったと聞いていましたが、今の展示会とは規模感が全然違います。名古屋の展示会場にはドーム型の大きな会場があるのですが、当時はここをメインに使っていたようです。

コロナ禍の展示会、出展者側では感染対策など懸念はつきませんが、来場者のお客様の反響は良く、活気ある展示会になりそうです。

緊急事態宣言が延長されましたが… 

来月予定されている名古屋の木工機会展は予定通り開催します!

というお知らせが展示会実行委員より来ました。コロナ対策には頭を巡らせている最中ですが、万全を期して取り組むとのことです。

弊社も出展致します。が、ビデオ放映とパネル展示のみです。弊社スタッフも最少人数で行きます。

地元旭川のワクチン接種がとても遅く、社員のほとんどがまだ一回目も打っていない状況なものですから。

少なくとも私は会場にいますので、いらっしゃる方は連絡ください!

今回の展示会の入場には、事前登録が必要になります。

下記リンクから登録できますので、お手数ですが事前に手続きお願いします↓
https://mokkiten.com/visitors/visitor-registration/

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残念なお知らせですが、ドイツの木工機械展「リグナ」が中止になりました。。。

世界的なコロナ感染拡大が収まる気配がないことから、今回の中止が決定されたようです。5月開催が延期され、9月開催になり、それでも開催されることで楽しみにしておりました。残念です。

新たな開催日時は、2023年5月15日から19日です。まだ先の話ですが・・・私はスケジュールに入れました。

日本では9月に「日本木工機械展」が開催される予定ですが、こちらの開催も心配です。国際的な展示会を目指す木工機械業界、海外からの参加が危ぶまれる中、開催を断行するのでしょうか??非常に難しい状況が続きますね。

IT導入補助金2021年版が4月からスタートしました。

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昨年に引き続き、弊社は“支援事業者”に採択されました!

支援事業者としての役割は、IT補助金を活用したいお客様のフルサポートです。昨年の実績も加味されて今年も採択されました。

コンソーシアムを組んでおります。
その名も、「カムイコンソーシアムDX」!
ちなみに、DXは“デラックス”ではありません。“デジタルトランスフォーメーション”から取ってみました。深い意味はありません・・・

登録済みのITツールは、3DCADCAMの『ピタ』です。その他ITツールは随時登録を増やしていくつもりです。

IT補助金のことで不明な点などありましたら、お気軽にお問い合わせください!

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