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2年に一度開催の我が業界一大イベントの木工機械展が今回も盛況のうちに閉幕しました。規模(大きさ)は”昔”ほどはもちろんないですが、前回より若干大きくなった感じでしょうか。さらに加えて”華やか”な雰囲気が館内を包んでいた印象を持ちました。各メーカーさんの展示の仕方が洗練されてきたのと同時に、やはり今年は機械台数が多かった。機械展ですから稼働している機械が見たい!と思って足を運ぶのがお客さんというもの。今回はその期待に応えられたのではないかと思います。輸入機械ではホマッグが機械の台数、CAD展示など例年通りの存在感でした。製材機械では唯一原木を挽いた菊川鉄工所。機械の良し悪しは意見の分かれるところですが、効率よく低価格でエコに製材しようという考え方は評価すべきでしょう。井上電設も”エコ”な集塵機を提案し、ブリケットマシンやペレット圧縮機の周辺設備を展示していました。太平製作所の”積込装置”の積み込み方も面白かったですね。輸入機は相変わらず数は増えて更に洗練されていましたが、国産機械には日本独特な工夫が施されていて使い勝手の良さそうな機械も見受けられました。
今回の展示会の入場者数も少ないとは思いますが、少ない中でも来場されているユーザーさんは”本気”に機械を探しに来ている大事なお客様です。北海道からも毎日お客様が会場に足を運んでくださいました。展示会後様々な意見交換が行われるはずですが、はやり日本になくてはならない展示会です。