北の木工機械屋さん

北海道から世界を駆けるコーエキ社長のブログ。 仕事のことから私的なことまで何でも記録しよう!

2020年04月

『感染列島』観た

Amazonのプライムビデオを愛用しています… ドラマや映画が見放題… 特にアメリカのドラマが好きです。フレンズ、ER、プリズンブレイク、私はラブリーガル… 英語の勉強にもなります。

そして今、ステイホームな今、観る時間がさらに増えています。

『感染列島』なる映画がアップされていたので観てみました。

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2009年の映画です。10年も前のはずですが、まるで今の世界を反映しているかのようです。コロナウイルス感染拡大と重ねて見てしまい、映画の中の惨事が今日にでも起こるのではと想像するだけでゾッとします。医療崩壊の様子がリアルです。映画では日本だけで数十万人がウィルスで死亡していきます。

おそらく10年前にこの映画を観ていたら実感はなかったかもしれません。まさに今見る価値のある映画だと思います。映画じゃなくて、今リアルに起きていること、イタリアやアメリカ、世界中で発生していることです。日本はまだ破綻していませんが、いつ崩壊してもおかしくない状況です。

ステイホーム。

イタリアはまだ

新型コロナウイルス感染による各国の状況を私の立場から情報発信しております。感染による被害が大きい国のひとつであり、弊社も取り引きの多いイタリアについて今日は書こうと思います。

欧州の中で最も早く、そして最も深刻な被害を受けてしまったイタリア。「北イタリアで町が封鎖された」というニュースが報道され、まるで他人事のように聞き流していたら、取引先の機械メーカーがその地域に入っていて驚きました。その後も医療崩壊して医療関係者がテレビの画像で懸命に助けを訴える姿が映し出されているまさにその町は、二年前に出張で訪問した穏やかで歴史のある町で、その当時の風景とコロナで混乱する病院の様子とのギャップに衝撃を受けました。

3月頭には取引先の機械メーカーから「コロナ感染拡大のニュースが広がっていますが、会社は通常通りのサービスを提供しています!」というメールがまず届きました。その後も毎週のようにメールが入りますが、通常営業が徐々にできなくなり、工場の生産活動も急激に減っていく様子が伝わってきました。3月中旬くらいまでは、テレワークによる技術サポート、スペアパーツの出荷はなんとか行われていました。3月の最終週にはついに全ての部門が停止し、スペアパーツの倉庫も閉鎖になってしまいました。時を悪くして、弊社のお客様の機械が壊れてしまい緊急に部品を取る必要がありました。その時はアジアにいる営業マンやイタリアの現地スタッフが懸命に動いてくれて、部品の出荷をしてくれたこともありました(意外なイタリア人のチームワークに感謝!)。

イタリアの機械メーカーが今力を入れているのは、お客様の機械を遠隔操作によって機械診断をしようというもの。ヨーロッパを発信源としたインダストリー4.0の技術改革が進んでおり、最新の機械のインターフェースにはI oT対応のソフトウェアが搭載されています。機械のトラブル時にはリモートでのアフターサービスが受けれる態勢が整いつつあります。コロナ感染の状況下で更にリモートによるアクセスの需要が高まってます。

オンラインによるトレーニングを無償で提供しているメーカーもあります。普段は有償ですが、工場に行けない技術者のために自宅でトレーニングを受けてもらおうという取り組みです。機械ユーザーの取り込みにも有効ですね。

イタリアのロックダウンは4月2週目までの予定でしたが、延期されました。次の予定は5月の1週目になっています。企業は生産活動を停止せざるをえず、テレワークでの対応になっています。イタリアの中でも比較的被害が少なかった地域もあり、一部の企業の中からは早く再開できるよう求める声も上がっているようです。

日本では欧州のコロナ関連のニュースを見ることがめっきり減りました。アメリカが感染拡大の勢いを増していることと日本自体が感染拡大を食い止めることができなくなっているからでしょう。

日本は今が感染が拡大するか否かの分岐点に立っていると言えます。とにかく外出しないよう、人と接触しないよう気をつけましょう。

スロウな…

北海道も特別警戒に分類され、明日から子供たちは休校になります。家にいる時間が長くなるので、本屋さんに本を買いに行きました。

本棚の目のつきやすい所に平積みされていたので、つい手を伸ばして買っちゃいました↓

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カフェとかレストランとかが紹介されているよくあるガイドブックと思いきや、中身は最初から最後までびっしり“旭川家具”の紹介がされています。

お付き合いのある家具メーカーさんがたくさん掲載されています。仕事柄、工場の写真があると自ずと機械に目が行きます。

あった!↓

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弊社で納めさせていただいたイタリアの機械↑

本を眺めているとショップやカフェに行きたくなります。外出自粛の足かせが早くなくなればいいですね!

オーストリアは営業再開

前回フィンランドのコロナ対応を書きましたが、今日はオーストリア。イタリアのことを書こうかなと思っていたら、オーストリアの会社からメールが届き始めました。オーストリアは営業を再開したようです。

オーストリアはイタリアの北部と国境を接しており、日本ではあまり報道はされていませんが感染者が多く確認されていました。3月16日から続いていた制限措置が、先日4月14日から緩和されました。制限措置の間、欧州他国と同様に施設の封鎖、外出禁止が厳しく指示されていました。取引先も会社、工場を閉鎖し、自宅待機もしくはテレワークで仕事をしていました。機械のトラブルの際には、メールでのやり取りが可能でしたが、スペアパーツを発送するとなると全く対応してもらえませんでした。

今は会社は営業を再開したようで、弊社も受注していた機械やスペアパーツがようやく会社から出てくるようです。ただ、輸送会社が正常に機能しているかは未確認です。世界的に飛行機は大幅減便ですから。輸送期間は普段より長くかかりそうですが、いずれにせよ日本に向けて出発を始めました。

ちなみに、スペインも都市封鎖を緩和し始めたようです。取引先はあまりないのですが、数社から営業再開のメールが届いています。欧州各国も少しづつですが、良い兆しが見え始めていますね。

フィンランドの対応

新型コロナウイルス感染の影響が仕事上にも徐々に現れてきています。弊社で取り扱っている欧州の機械やスペアパーツの入荷に影響が出ております。お客様にはご迷惑をお掛け致しておりますが、世界的な情勢もご理解頂ければ幸いです。

弊社で特に取り引きの多い国の状況を少し知っていただければと思います。今日はフィンランドです。

<フィンランド>
日本ではほとんどフィンランドのコロナ感染のニュースを耳にすることはありません。感染者数が他の欧州国に比べると低いからだと思います。あまり知られていませんが、ヘルシンキを中心とした首都圏はいわゆるロックダウンしています。日本のような生ぬるい”要請”レベルではなく、NYやパリと同じ法律にのっとった首都封鎖です。ヘルシンキへ行き来する鉄道や道路は完全封鎖して警察が監視しています。期間は3月28日から4月19日まで(おそらく延期される)。フィンランド全土では会社は自宅待機を命じており、基本的には従業員はテレワークで仕事をしています。学校もお休み。多くの工場も生産を停止しております。

これが我々の仕事にどう影響するのか。例えば・・・日本で緊急にスペアパーツが欲しかったとして、フィンランドに連絡し何とか誰かに会社に行ってもらうとします。部品庫で部品の出荷の段取りまでしてもらい、運送業者が連絡してもらいます。でも、今度は運送業者が電話に出ない、取りにきてくれません。あちこち運送会社に電話しまくって、何とか取りに来てくれる運送業者を探して、部品を持って行ってもらっても、今度は空港が開いていません。首都封鎖ですから。飛行機も飛んでいません。世界的に飛行機の運行状況は通常の8~9割減です。週に何便か飛んでいる輸送会社の飛行機を何とか手配できても、日本にいつ届くかはわからない、そんな状況です。先日は、およそ3週間でやっと日本に届きました。

フィンランドは北海道と非常に良く似ていて、気候はもとより、人口や産業(林業主体)構成など類似点が多く挙げられます。フィンランドの人口はおよそ550万人、首都圏ヘルシンキの人口は170万人。一方北海道の人口はおよそ520万人、札幌圏の人口はおよそ200万人。似ていますね。コロナ感染者数は・・・フィンランドおよそ3000人、死者60人。北海道に比べるともちろん多いですが、他の欧州国に比べると全然少ないです。首都封鎖をして、国全体で外出を禁止してようやくこの低いレベルでなんとかコロナを抑えているような状況。日本は、北海道は、もう少し感染リスクの危機感をもって厳しく対応すべきだと私は思います。

フィンランドの機械部品に関しては、弊社である程度の在庫は持っていますので、それで現状は対応させていただきます。緊急な場合はできる限り対応しますが、現世界情勢もご理解いただければ幸いです。ご迷惑をお掛け致します。
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