北の木工機械屋さん

北海道から世界を駆けるコーエキ社長のブログ。 仕事のことから私的なことまで何でも記録しよう!

2017年12月

マルチレース2号機

先月末から今月にかけて、旭川の家具メーカーさんに機械を納入させて頂きました。

昨年末にもブログで紹介した『CNCマルチレース』、2号機の導入です。
今回もイタリアから2名の技術者を呼び機械を立ち上げました。

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組立中は、部品があるとかないとか大なり小なり色々ありましたが・・・比較的順調に進み、当初の予定よりも早くに機械は組み上がり、トレーニングに入りました。

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機械前面のガラスは、お客様が用意したメッシュ入りの防火ガラス仕様。
刃物や材料が飛んできても、万が一火事になっても(?)大丈夫。
オガ粉が付着して見えづらくなることもありません。

お客様にとっては15台目のNCマシン。
往年の日本の機械から、最新の外国の機械工場にびっしり並んでいます。

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左列に今回と前回導入したNCマルチレースが2台、右側にPADEのNCが2台。
最新のイタリアのNCマシンが整然と並べられました。
通称”イタリア通り”または、”コーエキ通り”(勝手にスミマセン💦)!

2台目の機械なのでトレーニングは順調かと思いましたが・・・加工精度を上げるためのプログラム作成には時間を要しました。CADのプログラム、ポスト、機械のパラメーター、刃物の設定・・・各ソフトの要素が上手く噛み合って、はじめて仕上がりいい部材が加工されます。

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レベルの高いNCマシンだと思います。

ヨーロッパでは、ライフルの銃身、靴の木型を作るためにこのNCマルチレースは使われています。今回、家具用に導入いただきましたが、日本で従来の”コッピング”を使っている家具メーカーさんには、このNC制御の”コッピング”は今の時代に合った機械かもしれません。

今流行りのIoTにも対応しており、インターネットを介して、例えば生産管理のPCやタブレット、スマホに接続して、機械の稼働状況、生産レポートを見ることができます。高度なソフトを用いれば、機械の操作まで遠隔でできるよう。

いずれは、オペレーターが機械の目の前で操作ボタンを押さなくても、遠隔で機械を稼働する、そんな世界が広がってきそうです。IoT、AI、インダストリー4.0などの言葉が盛んに叫ばれていますが、まさにそんな時代に合った機械です。今回のNCマシンを加工の中心にし、ロボットを利用して自動化ラインを組む、そんな”スマートファクトリー”が家具業界に誕生する時も近いと感じます。

据付の期間中はイタリア人ともどもお客様には大変お世話になりました!
ありがとうございます!

旭川スイーツ x 旭川家具

旭川の老舗のお菓子屋さん「壺屋」さん。

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北海道産小麦を使ったバウムクーヘン「リスのテーブル」。おいしい。しっかりした食感と香りが絶品のスイーツです。

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お菓子の袋をよく見てみると、旭川家具とのコラボ商品でした。

知っていますか?
『ここの木の家具・北海道プロジェクト』

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地元の木材で家具を作る。当たり前のようで実は難しい現実があります。

緑豊かで森林資源に溢れているようにみえる北海道でも、実は家具で使う木材のほとんどはアメリカなど外国から輸入しています。

その昔、北海道に豊富にあった広葉樹はヨーロッパなどに多く輸出してしまった。結果気づいたら、使える木材が周りになくなってしまったいた。そんな歴史が北海道にはあります。

もう一度 北海道に森を蘇らせ そこで生まれ育った木材で家具を作りたい!素晴らしいプロジェクトだと思います。

森林を作るには長い時間がかかります。自分の時代には実現しなくても、子供たちの世代にはこのプロジェクトが成功してほしい、そう願います。
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