北の木工機械屋さん

北海道から世界を駆けるコーエキ社長のブログ  仕事のことからプライベートまで何でも記録しよう!

2014年11月

JWTA総会に出席しました。
JWTAとは?
日本で木工機械を海外から輸入している機械屋の団体です。

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毎回変わる総会の開催場所。今年は大阪
高層ビル日本一!の高さを誇るあべのハルカスから大阪の夜景、迫力あります。

「横浜ランドマークタワーより4mだけ高い、これが大阪人の意地なんです」と当会の会長。

大阪の街のコテコテした雰囲気、関西弁、お笑い・・・独特の文化を持つ大阪は、東京とは違ったエネルギッシュなパワーを感じます。会員の中にも関西の方が多くいますが、みなさん面白いですね。

JWTAは今期で50期を迎えます。

木工機械を輸入してきた歴史は長く、日本の木工機械業界を引っ張ってきました。新しい技術、新しい考えを常に海外から取り入れてきたのは、間違いなくJWTAの各企業です。今でもその精神は変わらず、「日本の木工業界を俺たちが盛り上げていくんだ!」という志は、会員皆が持っています。そして会員数はおよそ20社になりました。

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来年は50周年記念式典が開催され、50周年記念誌も発行されます。
今はその準備の真っ最中です。

会にとって素晴らしい節目の一年になりますよう!

四国で木工機械の販売をしている同業の社長さんの結婚披露宴がありました。
業界の人間が一堂に会する大披露宴!

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当社とは比較にならないほど業歴も古く、規模も大きい。
私よりも若い社長さんですが、賢く、人間味のある大人物。
いつも多くのことを学ばせてもらっています。

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それにしても、結婚式いいですね。。。

笑いあり、涙あり。
新婦が三姉妹で、 思わず自分の娘たちを思い浮かべてしまい・・・
人知れず涙が出てしまいました・・・

お幸せに!

フィンランドから帰ってきました。
旭川空港に到着して、「寒い!フィンランドより寒い!」体がそう感じました。

フィンランドと言えば、「サンタクロース」。
サンタクロースが住んでいる町、ロバニエミに行きました。
ロバニエミ空港からすぐにサンタがお迎えです↓

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昨年もここに来ているので、昨年のブログでも触れていますが・・・

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ロバニエミで使われる熱源は、ここ半径数十kmから収集される間伐材林地残材を原料として、それを燃焼して賄っています。燃料の原料をチップ化するためのチップ工場から上の写真を撮影しています。チップを運ぶコンベアの一番てっぺんにいるのですが、見渡す限り森林しかありません。壮大で美しい風景です。

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ここフィンランドは、北海道でも始まるバイオマス発電、バイオマスボイラーの最先端を走っています。フィンランドでここ最近問題になっているのが、原料の獲得合戦。製紙会社が、パルプ材などの原料がバイオマス発電の方に流れてしまい原料確保ができない!とクレームをつけているようで、国を巻き込んでの大論争になっているそうです。日本でも懸念されている原料の引っ張り合いが起きています。法律的に規制をかけるべきだ、という方向でフィンランド政府は動いているらしい。こんなに森林整備されている国であっても!

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フィンランドでもバイオマス発電に対するからの補助は厚い。しかしいつも補助があるとは限らない。政府の方針が変わったり景況が悪くなると、補助はすぐになくなる。補助がなくなると、隣のロシアからガスを輸入する、中東から化石燃料を持ってくる。しかしまたしばらくして、やはりバイオマスに戻ろう!エコだ!という始まって、補助が再開する・・・ この繰り返しだと言っていました。ちなみに現在はバイオマスには逆風の時期だそう。

日本の進むべき道は?! 
発電事業を行う人、それを支援する人、そして電気を使うわれわれ、皆がひとりひとり勉強するべきですね。「北電が悪い、政府が悪い」というのは簡単。でも、使う我々も勉強してもう少し賢くなる必要があると思います。

先月に引き続きフィンランドにやってきました。
今回の目的はヘイノラ社のチッパー機の視察です。
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フィンランドの製材工場で使われているチッパー機のおよそ9割がヘイノラ社製です。冬の厳しい北欧の気候に耐えうる機械性能への高い信頼性の現れですね。

ここ最近ではバイオマスエネルギー用にモバイルチッパーがよく売れています。
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ヘイノラチッパー機はその堅牢な機械構造と生産性の高さ、そして集中度の高さが他社メーカーよりも優れています。

明日からは実際に動いているチッパー機を見に行きます!


ラハティという町のスキー博物館に寄ってきました。
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なんと500年前のスキー板!
今のスキーの形と変わりませんね。

美瑛町のユーザー様のチップヤードが完成し、今日から本稼働を始めました。

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も本格的に降り始めました。
昨晩から朝にかけて十数センチの積雪です。

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チップ吹上げ装置及びダクト製作・工事は、いつもお願いしているサークルさん!

職人技が光ります。
旭川にも超一流の職人さんがいるんです。
そして、ものづくり産業を支えてくれています。

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チップヤード移設とともに、バーカー棟も移設。
それに伴い、老朽化したコンベアを一新!
こちらは若手中心の三栄さんに製作と設置をお願いしました。

冬が始まる直前に工事が完了して一安心です。

これから厳しい冬が始まります!
風邪をひかぬよう、交通事故のないよう気をつけましょう。

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