北の木工機械屋さん

北海道から世界を駆けるコーエキ社長のブログ  仕事のことからプライベートまで何でも記録しよう!

2014年03月

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初めての中国出張です。

広州の空は、雨期の始まりの空模様なのか、大気汚染の影響なのか、いつも薄暗い感じでした。 写真左に見えるは、広州塔、遠くから見るとスカイツリーにちょっと似ていますね。 

家具、家具部材、木工機械が一堂に会した巨大展示会に行きました。写真の右側に見える建物が、展示会場ですがこれはほんの一部。今まで世界各国の展示会を訪れてきましたが、これほど大きな展示会は中国が初めてですね。

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展示会面積も広いが、人も多い! 今回の訪中で、中国の規模(スケール)の大きさと、中国経済の勢いを肌身に感じてきました。 日本にいて報道で見聞きする中国とは違った、本物の中国の姿を見せつけられ圧倒されていました。

中国の木工機械は・・・

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欧米や日本の木工機械の真似じゃないか?と言う人も多いですが、日本の木工機械もそもそもは欧米のコピーでした。 NC加工機なども、ヨーロッパのそれにそっくりですが、ただのコピーではありません。ドイツ人やイタリア人と一緒になって機械製作に取り組んでいるメーカーが多く見かけられました。

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今はまだ精度や耐久性に疑問が感じられる機械が多かったですが、中国人の技術力、習得力を持ってすればあと数年もすれば、世界トップレベルの機械を送り出す可能性も否定できません。楽しみである一方、日本にとっては大きな脅威になるかもしれません。

それにしても、中国人は商売熱心! 展示会場を歩いているとあちこちから声はかかるし、自社のカタログを一生懸命配っています。 日本人が失いつつある、”売る”ことに対する真剣さ、情熱をすごく感じてきました。

北海道は今冬最後(?)の大雪が来ていました。

フィンランドからVK社の技術者を迎え、技術指導のトレーニングを行いました。
同じ北国のフィンランド、今年の冬の天候は? 例年になく暖冬だったそうです。

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昨年製材工場で導入頂いた”エアシール”バーカーのメンテ指導が今回の目的。

従来のVKバーカーは、刃物の刃圧を油圧で設定していましたが、このバーカーは名前通り、”エア”で刃圧を調整します。

エアを閉じ込めて圧力をかけるので、各所に”シール”が入っていて、エアが抜けるのを防いでいます。シールも劣化していきますから、刃物が付いている”ローター”を分解して、シールの状態をチェックします。

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VK社の技術員の指導のもと、当社スタッフ、お客様の技術スタッフさんと一緒になってトレーニングを受けました。もちろん会話は英語ですが、機械という共通概念を通しての会話なので、なんとかなるものですね。

外国の機械ですが、パーツ一つ一つが精巧で頑丈に造られています。機械内部を分解して改めて技術力の高さに感心! VKバーカーが何十年もの間、故障もなく動き続ける理由がよく理解できました。

今回のトレーニングで、当社スタッフの技術力も更にアップ!(英語力もアップ?)しました。

修理の際はぜひご一報を・・・・・!

3月に入り冬も終わの気配ですが、今年も冬のチップ工場の工事が進んでいます(昨年も同時期にチップ工場の工事をしていました!)。

1月末に”起工式”(ブログでもお伝えしていましたが)を終え、2月にコンクリート基礎工事を終えて、今、機械の取付け作業に入っています。3月と言えど、現場はまだまだ寒い!風も強い!

写真 3




















今日は”キングチッパー”の搬入作業。

写真

















20トンもある機械を、建物の屋根を開けずに、数十メートルの距離を引っ張っていきます。

どうやって入れ込んだの?

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詳しくは、当社現場のT監督に聞いてください!!!(写真もT監督撮影)

明日はさらに重量級のバーカーの搬入です。
安全作業でお願いします!

プレカット工場の設備更新工事が始まりました。
市内だけで2件のプレカット工場の工事が同時進行中です!

写真 1















アベノミクス効果と消費税増税前の駈込み需要が相まって、昨年から住宅着工グンと跳ね上がっているようです。どこのプレカット工場も大忙し。北海道のプレカット工場は、冬の間は文字通り”冬眠”するほど仕事の量が減るのですが、今年ばかりは機械を止められないほど忙しい!

数年前、住宅着工数が80万戸を割り込んだ時の不況感がウソのようですね。

写真 2























木工関連の機械メーカーさんもどこも忙しいらしく、納期はギリギリ、バタバタと工事もスタート。でもさすがはメーカーさん、納期に遅れることなく仕事をキッチッとこなしてくれます。

今工事も時間は限られていますが、メーカーさん、当社スタッフ(パンダ課長の現場なので大丈夫!)、お客さん、みなで力を合わせて頑張るだけです!

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