イタリアの機械展に行ってきました。コロナ禍で延期に延期を重ねてようやく開催を迎えました。

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ミラノの機械展は主に家具などの加工機械が多く、イタリアの巨大メーカーがメインになる展示会です。

今回残念だったのは、イタリアのビエッセ、チェフラ、ドイツのホマッグなどのビッグプレイヤー達が不在だったこと。自ずと会場の規模も縮小していました。

コロナ禍とあって来場者もやや少なく、日本人もまばら、中国人はほぼ皆無。コロナ以前に戻るにはまだまだ時間がかかりそうです。

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唯一機械メーカーとして存在感を出していたのはSCMグループ。

スライドソーに新たに開発された安全装置をつけた機械が大々的に発表されました。

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ノコ付近で指を感知したらノコが高速で下に落ちます。この種の安全装置は他メーカーでも相次いで発表されています。

まだ金額は張りますが、作業者の安全を考えたら安いものだと思います。日本でもこの機械がスタンダードになるべきですね。

展示会に行った後、個別にメーカーさんを訪問しました。ポストコロナの世界では、大勢を集める従来の巨大な展示会を開くよりも、それぞれのメーカーで個展を開くのが流れの一つになるのかなと感じました。