新型コロナウイルス感染の影響が仕事上にも徐々に現れてきています。弊社で取り扱っている欧州の機械やスペアパーツの入荷に影響が出ております。お客様にはご迷惑をお掛け致しておりますが、世界的な情勢もご理解頂ければ幸いです。

弊社で特に取り引きの多い国の状況を少し知っていただければと思います。今日はフィンランドです。

<フィンランド>
日本ではほとんどフィンランドのコロナ感染のニュースを耳にすることはありません。感染者数が他の欧州国に比べると低いからだと思います。あまり知られていませんが、ヘルシンキを中心とした首都圏はいわゆるロックダウンしています。日本のような生ぬるい”要請”レベルではなく、NYやパリと同じ法律にのっとった首都封鎖です。ヘルシンキへ行き来する鉄道や道路は完全封鎖して警察が監視しています。期間は3月28日から4月19日まで(おそらく延期される)。フィンランド全土では会社は自宅待機を命じており、基本的には従業員はテレワークで仕事をしています。学校もお休み。多くの工場も生産を停止しております。

これが我々の仕事にどう影響するのか。例えば・・・日本で緊急にスペアパーツが欲しかったとして、フィンランドに連絡し何とか誰かに会社に行ってもらうとします。部品庫で部品の出荷の段取りまでしてもらい、運送業者が連絡してもらいます。でも、今度は運送業者が電話に出ない、取りにきてくれません。あちこち運送会社に電話しまくって、何とか取りに来てくれる運送業者を探して、部品を持って行ってもらっても、今度は空港が開いていません。首都封鎖ですから。飛行機も飛んでいません。世界的に飛行機の運行状況は通常の8~9割減です。週に何便か飛んでいる輸送会社の飛行機を何とか手配できても、日本にいつ届くかはわからない、そんな状況です。先日は、およそ3週間でやっと日本に届きました。

フィンランドは北海道と非常に良く似ていて、気候はもとより、人口や産業(林業主体)構成など類似点が多く挙げられます。フィンランドの人口はおよそ550万人、首都圏ヘルシンキの人口は170万人。一方北海道の人口はおよそ520万人、札幌圏の人口はおよそ200万人。似ていますね。コロナ感染者数は・・・フィンランドおよそ3000人、死者60人。北海道に比べるともちろん多いですが、他の欧州国に比べると全然少ないです。首都封鎖をして、国全体で外出を禁止してようやくこの低いレベルでなんとかコロナを抑えているような状況。日本は、北海道は、もう少し感染リスクの危機感をもって厳しく対応すべきだと私は思います。

フィンランドの機械部品に関しては、弊社である程度の在庫は持っていますので、それで現状は対応させていただきます。緊急な場合はできる限り対応しますが、現世界情勢もご理解いただければ幸いです。ご迷惑をお掛け致します。