北の木工機械屋さん

北海道から世界を駆けるコーエキ社長のブログ。 仕事のことから私的なことまで何でも記録しよう!

グリーン産業展

東京ビッグサイトで『東京国際木工機械展/グリーン産業展』が開催されました。2010年は不況の煽りで開催が中止されたので、実に4年ぶりの開催となりました。
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日本の木工機械展は、名古屋、東京、大阪の3カ所で隔年開催されています。各展示会の規模縮小に伴い、1カ所での展示会統合論などの議論は尽きませんが、とにかく木材業界・木工機械業界が元気になればいい!と私は思います。

東京開催の利点は・・・北海道人にとって東京はアクセスがいい。「他の出張ついでにちょっと寄ってみた」という北海道からのお客様もいらっしゃいました。さすが東京ビッグサイト、他の展示会も併設されており、相乗効果も見られ入場者数も多かったのでは。なかなかの盛況ぶりでした。

”グリーン産業展”というだけあって、今年の展示会のテーマの一つは”エコ”ですね。機械の使用電力を軽減する装置、材料を無駄なく歩留り良く加工する機械などが注目を浴びていました。それから、IT化と共に制御・操作装置がますます高度にそして簡易になってきています。タブレットを利用してNC装置を遠隔操作することを提案するメーカーさんもありました。

木工機械業界も、限りなく技術は進歩し続けていますね。

鋸の挽き曲り

製材工場の悩みの一つは、”鋸の挽き曲り”。
冬に丸太が凍ってしまう北海道は、凍結材によって挽き曲りが起きたりオガがべっとり付着してしまったりと、鋸屋さん泣かせです。

鋸の挽き曲りを検知する装置があるので紹介します。
通称”カーブキャッチャー”。
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実際に製材工場で使っている様子ですが、左の数字が鋸の振れを表示しています(ミリ単位)。右の数字は「鋸が振れてるよー!」と警告を出す許容範囲。この工場では「0.3」mmに設定しています。写真の状態は、「0.0」になっているので鋸の振れは見られません。しかし・・・
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鋸が振れると・・・赤くランプが灯っているのがわかりますか?右の数字が「0.3」mmを示し鋸が振れていることを警告しています。オペレーターさんにはパトライトで知らせるようになっています。

最近は無人化が進み、ノーマンの機械も増えています。この装置を使えば鋸の状態を瞬時に知ることができます。あくまで目安ですが、鋸を変えるタイミングを計ったり、送材速度を変えたりとすぐに対策が取れるので、工場運営に一役買うこと間違いなしです!
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帯鋸盤のすぐそばに設置しています。

起工式

本日、お客様の工場建設工事の起工式に参列いたしました。少し肌寒い気温でしたが、からっとした秋空の中で厳かに執り行われました。
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これから建築工事が始まるので、われわれ機械屋が現場入りするのは12月でしょうか。ただ、ここ幌加内は北海道でも有数の豪雪地帯です。真冬の工事は寒さと雪との戦いになりますが、安全第一で作業にあたり、きっと御満足頂ける工場に仕上げます!

昔の写真から

歴史ある木工場の事務所には昔の写真や絵画が飾られています。海外の工場にも興味深いものを多々発見することがあります。
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フィンランド中部の製材工場にあった木彫り絵画です。かつては馬で丸太を運搬していました。景色がフィンランドそのものですね。深い雪の中サンタクロースのようなおじさんが馬に丸太を引かせています。後ろの立木はパイン。赤い壁の家は、今も変わらない典型的な北欧の農家です。
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続いて写真です。
たった二頭の馬に、人間の背丈ほどもある大径木を曳かせています!高さは何メートルあるでしょう!まさに2馬力でこれほどの重量を引っ張れるのか・・・にわかに信じ難いですが。写真の裏に"World Record in Michigan, USA"と書いてあったので本当でしょう・・・

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